
ONKYOのAVアンプ、TX-DS595が小音量で音がうまく出なくなってしまったのでスピーカーリレーを交換しました。
いままではリレーの接点を磨くことで一応気休め程度にはなっていましたが、ここ最近また小音量で音がうまく出なくなってきたのでいよいよ交換か・・・という気持ちが強くなってきました。
リレーを交換することで正常になる可能性がほぼ100%なのでONKYOから部品を買えないかと考えていましたが、久しぶりにリレーの型番を検索してみたところネットで販売している業者がありました。
TX-DS595に使用されているリレーの型番はALA2F24です。1個360円で売られていました。
一応全部変えたほうがいいと思うので3個購入しました。送料を含めると計1500円といったところです。
分解はそれほど難しくないと思いますが、分解を行う際は自己責任でお願いします。
分解手順などはあくまで参考程度でお願いします。
分解します
まず天板を取ります。そしてリアの黒い背面板を取ります。ここまではひたすら見えるネジをはずしていけばOKです。
注意点は背面板と端子類を固定しているネジが3本短いものがあるのでその場所をメモしておかないとわからなくなってしまいます。
背面板が取れたら端子類を取ります。これも比較的簡単に取り外し可能です。
リアスピーカー・スピーカーBの端子は取りますがスピーカーA・センターの端子は取り外す必要はありません。
そして目的のリレーが取り付けられた茶色の基板を取り外す作業に入ります。
まず連動電源の基板を取り外します。電源コードは事前に取り外しておきます。クリップで固定されているのではずして特に線などはいじらず適当によけておきます。

ヒートシンクを固定しているネジなど計6本のネジを取ります。ネジ以外に3箇所クリップで固定されているのでつまめる工具などで取り外します。
この段階で正面側にある茶色の縦の基板とも切り離します。
これでひっくり返すと基板の裏側を見ることができます。後は半田ごてなどを使用してリレーを付け替えます。
リレーは左からスピーカーA、リア、スピーカーBでした。(リアとBがちょっとあいまい)
センタースピーカーのリレーは白いボックスのやつだろうか?
センターは異常ないので特に確認していません。

このような状態でリレーの交換を行いました。
復元します
後は逆の手順で組み上げます。ここまで分解できたなら組み上げなんて朝飯前の作業のようです。
さて、分解後電源を入れる瞬間はちょっと緊張します。無事電源は入りリレーの動作音も聞こえます。あとは実際に音が出るかをチェックします。
動作は問題なしでした。ボリューム1でも左右のスピーカーから安定した音が聞こえてきました。
解決できない問題も…
しかしこのアンプ、デジタル放送などのAACの信号を送るとなぜかチリチリ・プチプチとノイズが入るのです。
検索してみたら価格.comの掲示板に同様の不具合報告がありましたが故障ということらしいです。これは原因がよくわからないので今回はスルーしました。
以上ONKYO TX-DS595のリレー交換レポートでした。
せっかく正常になったのでついでにリビングのテレビ周りの機器を再構成しました。

テレビ:TOSHIBA REGZA 42RH500
AVアンプ:ONKYO TX-DS595
DVDプレーヤー:Pioneer DV-S737
VTR:MITSUBISHI HV-BX500
ゲーム機:PS3(CECH-2000),PS2(SCPH-50000),Wii
スピーカー:DIATONE DS-77Z
センタースピーカー:YAMAHA NS-C105
サブウーファー:ONKYO SKW-305
リアスピーカー:なし!orz
今回自分の部屋に会ったDV-S737とHV-BX500をリビングに持ってきました。
スピーカー構成はめちゃくちゃですが・・・とりあえず3.1chを5.1chにしたいですね。
コメント
ONKYO TX-DS595を使っていますが、電源を入れてなかなか音が出なくなりましたが、ご紹介の修理をなぞって、すっかり復旧ができました。ダメになったらネットラジオが聞けるTX-8050に手をだそうかとも思っていたのですが… 当面は595で行ってみます。ともかく、大変助かりました。
このブログの記事が役立ってくれてよかったです。
苦労して書いた甲斐がありました。
私の所有しているTX-DS595は現在はAAC音声を送ると
ノイズが入ってしまうという不具合が発生したり
HDMI機器が増えてきたということもあったため
ONKYOのTX-NA609に買い換えてしまいました。
TX-DS595は長らく使用していたのと自前で分解修理をして愛着があるためか
処分するのがなんとなくもったいない気がしているので物置で眠っています。