
Pixel 8 Proに買い替えてから毎日のようにプレイしているツムツムが思うように点数を稼げなくなってしまいました。以前使用していた機種はGalaxy S20、現役サブでPixel 6aを使用しており、特にPixel 6aではツムツムが冷遇されているAndroid機の中では個人的には安定してプレイできていました。
プレイフィーリングが悪い
Pixel 8 Proに買い換えてから約半月、どうやっても以前のコインや得点を稼ぐことが難しいうえ、プレイしていても何か違和感を感じます。ツムをなぞりにくかったり妙に突っかかったりとスコアの低下に加えプレイフィーリングもよろしくないです。
可変リフレッシュレートが原因の可能性
とりあえず開発者向けオプションからリフレッシュレートを常時表示する設定にしてプレイしていたところ、プレイ中にもかかわらずリフレッシュレートが瞬間的に1FPSと表示されることがありました。このことから原因の一つとして可変リフレッシュレートがツムツムと相性が悪い可能性が浮かび上がってきました。
リフレッシュレートを固定する(120FPS)
リフレッシュレートを固定する簡単な方法は、同じく開発者向けオプションから「ピーク時のリフレッシュレートの適用」をONにします。これで常に最高のリフレッシュレートで表示されるようになり120FPS駆動になります。この状態でプレイしてみたところ、なぞりにくかったり突っかかったりする違和感は解消され大分肩の力を抜いてツムツムをプレイできるようになりました。
開発者向けオプションは初期状態では表示されていないので「設定」⇒「デバイス情報」とたどり、一番下の「ビルド番号」を連打することで表示できます。
リフレッシュレート 120FPS固定の欠点
上記の「ピーク時のリフレッシュレートの適用」をONにした場合、常時リフレッシュレートは最高の120FPSで動作するようになります。ブラウザやX(Twitter)を使う分にはスクロールがなめらかで快適なのですが、ツムツムを含めゲームをプレイした場合やはり発熱が気になります。
またツムツムの場合は高リフレッシュレート環境ではアニメーションが高速で表示されたり、得点やコインの稼ぎ具合がイマイチ(個人的に)だったのでできればリフレッシュレートは60fpsで使用したいところです。
リフレッシュレートを固定する(60FPS)
いろいろ設定を探ってみてもリフレッシュレートを60FPS固定で使用できそうな項目は見つかりませんでした。そこでadbコマンドを使用して設定の変更ができないか調べてみたところ固定する方法がありました。
adb shell settings put system min_refresh_rate 60
このコマンドを実行したところ使用時のリフレッシュレートが60FPSで固定できました。常にリフレッシュレートを表示する設定にしていたためコマンド実行後すぐに反映されたことが確認できました。またアンビエント表示中は1FPSなど低リフレッシュレートとなり、未検証ですが無駄に電力を消費することはなさそうです。
adbコマンドを実行するには環境の構築が必要ですが、現時点で最適な構築方法がわからないため「adb 環境 構築」などで検索を行ってください。機会があれば構築方法について後日追記ができればいいなと思います。
ツムツムが快適になった。気がする。
これでリフレッシュレートを固定することができました。肝心のツムツムのプレイフィーリングについて検証するため早速プレイしてみたところ、以前の機種と同等のプレイフィーリングにもっていくことができました。獲得コインやスコアについても上昇し、これもPixel 6aでプレイしていた時と同等に持っていくことができました。
一時は買い換えて大失敗だったと後悔していた時もありましたがこれでようやく快適なツムツムライフを送れそうです。別にツムツム命というわけではないですが、Cバズやアリフラなどなぞるのがそれほどうまくなくても稼げるツムを入手してからというもの、食後にツムツムをプレイしてコインを稼ぐ習慣が身についてしまったので快適にプレイできる方法が発見できたのはよかったです。
ただ端末が熱を持ってるわけでもないのにプレイフィーリングが悪く端末を再起動しなければ改善されないのはGalaxy S20を使っていた時と変わらずです。これについては何が悪いのか現時点では不明です。
まとめ
ツムツムはやはりiPhoneに最適化されており、端末選びに気を遣わず快適プレイを求めるのであればやはりiPhoneを選ぶのが最善かと思います。私は基本AndroidオンリーなのでiPhoneのリフレッシュレート事情は分からないのですが、ツムツムは高リフレッシュレートではアニメーション表示が高速になるなどの不具合があるため、基本的にリフレッシュレート60FPSで設計されているのではないかと思っています。Androidでは高リフレッシュレートや可変リフレッシュレートの端末が増えているため、もしかしたらPixel 8 Pro以外の端末でもこのリフレッシュレートを固定するコマンドが有効な端末があるかもしれません。
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